キタキチョウ 森林性
◎見られる時期:秋が深まる頃/春先に越冬明けの個体を見ることもある
◎白鳥庭園内で見られる場所:池の西岸
◎白鳥庭園内での食草・蜜源:ハギ、シロツメクサ、ツワブキ
◎越冬方法:成虫
鮮やかな黄色が特徴的な蝶で、翅の表面がほとんど黄色くなっている秋型と、翅の外側が黒で縁取られる夏型がある。
花などに止まっているときは翅を閉じた状態になる。
モンシロチョウ 草原性
◎見られる時期:春~初夏
◎白鳥庭園内で見られる場所:池の西岸
◎白鳥庭園内での食草・蜜源:アブラナ科
◎越冬方法:蛹
アサギマダラ 森林性
◎見られる時期:秋
◎白鳥庭園内で見られる場所:梅林、清羽亭前
◎白鳥庭園内での食草・蜜源:フジバカマ
◎越冬方法:幼虫
名前のアサギは「浅葱色(あさぎいろ)」を意味しています。
羽の青白い部分には鱗粉(りんぷん)がない。暖地で越冬し、春に北上、秋に南下していきます。
アゲハ(ナミアゲハ) 森林性
◎見られる時期:春~秋口
◎白鳥庭園内で見られる場所:池の西岸、梅林
◎白鳥庭園内での食草・蜜源:ミカン、サンショウ
◎越冬方法:蛹
前翅の上の方に三本の縞模様があるかどうかで「アゲハ」と「キアゲハ」を見分けることができます。サンショウやミカンの葉が幼虫の食草になります。
アオスジアゲハ 森林性
◎見られる時期:春〜秋口
◎白鳥庭園内で見られる場所:梅林付近、芝生広場、浮見四阿付近など
◎白鳥庭園内での食草・蜜源:クスノキ。吸水性が強いので給水のため地面によく降りる。
◎越冬方法:蛹
アゲハチョウ科の中で翅が細めの形をしている。ブーメラン型の青いすかしがステンドグラスのように見えて美しい。
クロアゲハ 森林性
◎見られる時期:春から秋。やや暗いところが好き。
◎白鳥庭園内で見られる場所:池の西岸
◎白鳥庭園内での食草・蜜源:ミカン類
◎越冬方法:繭
ツマグロヒョウモン 草原性
◎見られる時期:春〜秋口
◎白鳥庭園内で見られる場所:池の西岸、芝生広場
◎白鳥庭園内での食草・蜜源:ハギ、ツワブキ
◎越冬方法:成虫
左:オス 右:メス
野原や公園などに広く生息している。
後翅のへりが黒くなっていることで他のヒョウモン類と見分けられる。
ヒメアカタテハ 草原性
◎見られる時期:春~秋
◎白鳥庭園内で見られる場所:池の西岸
◎白鳥庭園内での食草・蜜源:ヨモギ、ゴボウなど
◎越冬方法:幼虫または成虫
ルリタテハ 森林性
◎見られる時期:春~秋
◎白鳥庭園内で見られる場所:清羽亭付近、傘亭など
◎白鳥庭園内での食草・蜜源:ホトトギス、サルトリイバラに産卵。腐果などで吸蜜する。
◎越冬方法:成虫
表の瑠璃色の帯が特徴です。裏の羽は枯れた葉のように見えます。
ヤマトシジミ 草原性
◎見られる時期:年中見られるが、秋に急増
◎白鳥庭園内で見られる場所:池の西岸、梅林、池の北岸、導入路
◎白鳥庭園内での食草・蜜源:カタバミ(草地や植え込みの足元など)
◎越冬方法:幼虫
右:オス
最もよく見られる小さなシジミチョウ。羽の表面はやや光沢のある水色をしていてオスは綺麗な青色をしている。
裏は灰色時に黒い斑点が散りばめられており、羽の真ん中あたりには「く」の字の模様もある。
ツバメシジミ 草原性
◎見られる時期:春~秋口
◎白鳥庭園内で見られる場所:池の西岸
◎白鳥庭園内での食草・蜜源:シロツメクサなどのマメ科
◎越冬方法:幼虫
ヤマトシジミに似ているが、後羽裏面には、オレンジ色の紋がある。羽の表はオスが青紫色、雌が黒色。
後羽にある尾状突起にちなんで「ツバメ」の名前が付いた。
ウラナミシジミ 草原性
◎見られる時期:夏~秋
◎白鳥庭園内で見られる場所:梅林、水琴窟周辺
◎白鳥庭園内での食草・蜜源:ハギ
◎越冬方法:蛹、卵
ムラサキツバメ 森林性
◎見られる時期:夏~秋
◎白鳥庭園内で見られる場所:游濱亭など
◎白鳥庭園内での食草・蜜源:マテバシイ
◎越冬方法:成虫
ムラサキシジミ 森林性
◎見られる時期:春から秋
◎白鳥庭園内で見られる場所:池の西岸
◎白鳥庭園内での食草・蜜源:アラカシ、シラカシなどのカシ類、コナラなど。成虫は蜜を吸うことは珍しい。
◎越冬方法:成虫
ムラサキシジミの幼虫には蜜線があり、分泌する蜜を与える代わりにアリに天敵から防衛してもらう「相利共生」を行うとされていた。2015年、蜜に含まれる成分でアリを幼虫の周囲に留まらせるようにするなど、動きを抑制し操っていると判明。
羽の裏は茶色で地味だが、表は青紫色に輝く色をしている。
ウラギンシジミ 森林性
◎見られる時期:秋が深まる頃/春先に越冬明けの個体を見ることもある
◎白鳥庭園内で見られる場所:芝生広場、梅林、水琴窟付近、浮見四阿付近
◎白鳥庭園内での食草・蜜源:腐果、獣糞
◎越冬方法:成虫
(左:メス 右:オス)
裏の羽は綺麗の白銀色をしている。
表の羽の色でオスとメスを見分けることができ、オスはオレンジ色、雌は白色の模様がある。
イチモンジセセリ 草原性
◎見られる時期:夏〜秋口
◎白鳥庭園内で見られる場所:池の西岸、芝生広場
◎白鳥庭園内での食草・蜜源:ススキ、ハギ
◎越冬方法:成虫