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ホーム  > 講習会  > 令和4年度  > 「茶席挿花集」を読む【茶の湯】

「茶席挿花集」を読む【茶の湯】

白鳥庭園茶の湯講座 ~茶花植物編~

江戸時代後期に出版された茶書で、博物学書の「茶席挿花集」(ちゃせきそうかしゅう)を講師が読み下し、本書に登場する茶花の植物、またそれらが持つ文化しなどを合わせて紹介していきます。


講師より
「幕末も近くなる頃、江戸で茶花の専門書が出版されました。書名は『茶席挿花集』で、文政7年(1824)に上梓されています。私はかつて本書に収録された植物は、分類学的に見ておよそ400 に近い原種や栽培品種などであることを報告ました。これらの植物は12 ヶ月に区分されているために、シーボルトは日本の花暦として本書を注目しています。
 本講座では、毎回順追って、本書を読み下し、注目すべき植物では文化史なども紹介する予定です。この講座において、先人達が苦労して茶花に位置づけた植物を理解していただければ幸いです。」

植物文化史研究家 横内 茂

〇時 間  <午前の部>午前10時30分~午後12時30分
      <午後の部>午後1時30分~午後3時30分
〇場 所  清羽亭 立礼席
〇講 師  植物文化史研究家 横内 茂
〇定 員  各14名(事前予約制)※事前申し込み先着順。各回ごとに申し込みをお願いします。
〇参加費  2,000円(当日お支払い)※お抹茶と生菓子付き
〇お申込み・お問い合わせ 「白鳥庭園」で直接お申し込みいただくか、もしくは白鳥庭園管理事務所にお電話にてお申し込みを承ります。(℡052-681-8928)

スケジュール

◎4月16日(土) 丹波笹山藩藩主 松平忠国の命で制作された『百椿図』(大名の椿遊びを図にした巻物)を元に、「『百椿図』の世界」と題した特別編。
◎6月11日(土) 「茶席挿花集1・2月」※満席となりました。
◎8月20日(土) 「茶席挿花集3月」
◎10月8日(土) 「茶席挿花集4月」
◎2月18日(土) 「茶席挿花集5月」

※新型コロナウイルス感染拡大状況によっては催行の中止や定員数の変更を行う可能性がございます。
 また、各回の講座内容は、変更される場合があります。
 最新情報は白鳥庭園HPにてお知らせいたします。
植物文化史研究家 横内 茂
元名城大学専任講師。植物分類・形態学、民族植物学などを専攻。
中国、ベトナム、ラオス、インド・ヒマラヤなどでツバキ類はフローラの調査を行う。『茶経評解』他に多数の出版物があり、3月に『椿百貨』が出版された。