令和7年 秋露祭
◎開園時間 9:00~17:00(入園は16:30まで)
夜間開園
◎4日(土)・5日(日)は開園時間を21:30まで延長します。
◎6日(月)は中秋の名月に合わせて17:00~21:30まで臨時開園いたします。
※17:00より正門のみの入園(北門は閉門)、入園は21:00まで。
◎入園料 大人300円(中学生以下無料)、市内在住65歳以上(要・敬老手帳等)100円
10月19日(日)は「名古屋まつり」のため入園無料
観月茶会
名月を楽しんでいただくための「観月の茶会」を開催します。
※一席ごとの入れ替え制になります。
※いずれも8月16日(土)より前売り券の販売がございます。詳しくは次の「前売り券について」の項目をご覧ください。
※売り切れ次第終了となります。お早めにお買い求めください。
《十三夜の席(中国茶席)》
◎開催日 10月4日(土)
◎席主 楽工房 ロ・ヴー 岩崎康直
◎時間 ①18:00 ②18:30 ③19:00 ④19:30 ⑤20:00 ⑥20:30
◎場所 清羽亭 立礼席
◎席料 一席800円
◎定員 各席24名
《小望月の席(薄茶席)》
◎開催日 10月5日(日)
◎席主 表千家 安田一絵
◎時間 ①18:00 ②18:30 ③19:00 ④19:30 ⑤20:00 ⑥20:30
◎場所 清羽亭 立礼席
◎席料 一席800円
◎定員 各席24名
《中秋の席(薄茶席)》
中秋の名月を愛でる特別なお席です。
栗名月にちなんだ❝御凌ぎ❞をご用意いたします。
◎開催日 10月6日(月)
◎席主 尾州有楽流 水野宗栄
◎時間 ①18:00 ②19:00 ③20:00
◎場所 清羽亭 立礼席
◎席料 一席4,000円
◎定員 各席24名
前売り券について
◎日時変更、払い戻しはいたしません。
◎詳細は白鳥庭園管理事務所まで電話でお問い合わせください。 TEL 052-681-8928
(A)白鳥庭園正門窓口
※電話でのご予約はできません。
●窓口直接購入 8月16日(土)~各席当日16:00まで
白鳥庭園正門窓口までお越しください。
(基本販売時間9:00~16:30)
※10月4日(土)・5日(日)は21:00まで販売。
※毎週月曜日休園。祝休日の場合は翌平日が休園。
(B)名古屋市文化振興事業団チケットガイド
●予約受付期間
(10月4日5日分) 8月19日(火)~9月19日(金)17:00まで
(10月6日分) 8月19日(火)~9月22日(月)17:00まで
<電話>052-249-9387
<メール>名古屋市文化振興事業団チケット予約ページからご予約ください。
●窓口直接購入 8月19日(火)~9月26日(金)17:00まで
<チケット取り扱い>
名古屋市文化振興事業団チケットガイド TEL 052-249-9387(平日9:00~17:00/チケット郵送可)
※名古屋市文化振興事業団が管理する文化施設窓口<土日祝日も営業>でもお求めいただけます。
(工事休館などがありますので、事業団ウェブサイトでご確認ください。)
カンショウする楽園
白鳥庭園と名古屋芸術大学 美術領域工芸コース・デザイン領域メタル&ジュエリーデザインコースとの協働企画『カンショウする楽園』展を開催いたします。
名古屋芸術大学 両コース総勢18名の学生・スタッフによる、白鳥庭園からインスピレーションを受けた、陶、ガラス、金属を用いた作品を、園内各所にて展覧いたします。
自然豊かな庭園に点在する作品を探しながら巡ると、庭園と作品が調和する新しい風景に出会う、自然と芸術に思いを巡らす展覧会です。
この展覧会では、庭園と作品群が干渉しあい、それぞれを緩衝する要素となって、互いを引き立てることになるでしょう。
また、それらを鑑賞する人々はその風景に触れて、新しい出会いに気持ちが高揚したり、時に昔を懐かしみ感傷的になることもあるでしょう。
美術/工芸による作品群と庭園を巡って、人間と自然が一体化する空間、まさに「楽園」となることを目指します。
展示:名古屋芸術大学 美術領域 工芸コース/デザイン領域 メタル&ジュエリーデザインコース
作品展示
期間 9月30日(火)~10月19日(日)
鑑賞時間は開園時間に準じます。
※夜間は見られない作品があります。
◎期間 10月2日(木)~5日(日)
◎時間 9:30~16:00 (夜間開園時は21:00まで)
ギャラリートーク&「鑑賞ゲリラ」アートツアー
ギャラリートーク後、庭園内の作品を巡るアートツアーへ向かいます。
◎日時 10月4日(土)・5日(日)13:30~15:30
◎場所 清羽亭 立礼席
◎料金 800円(呈茶付き)
◎定員 各席20名
◎協力 鑑賞ゲリラ
※前売り券の販売がございます。詳しくは上部の「前売り券について」の項目をご覧ください。
※売り切れ次第終了となります。お早めにお買い求めください。
※鑑賞ゲリラは、対話型鑑賞でアート作品の豊かな鑑賞体験をサポートするファシリテーターのグループです。
対話による作品鑑賞会を数多く開催し、『アートはもっと面白い』をテーマに多様な背景を持つ人々の文化交流を目指しています。
昨年の様子
『カンショウする楽園』参加作家紹介
①東藍香
この作品を見た人が、生き物の生態や環境問題について深く考え、自分と社会が地球のためにどんなことができるかを考えられるようなものを作りたいと思い、制作しました。
②池田考作(参考作品)
やっておきたいあれやこれやも、一旦置いておいて先へ進もうとする。道中で忘れてきたものさえ置き去りにしたいところだが、ぼんやり浮かぶ。重かったから置いてきたり、重要ではなくて忘れていったりするが、手放しても重たかったり、重要なことであれ忘れたりもする。あれ?あれ!
③植村宏木
目には映らないが確かに存在する“もの”を捉えようと試みている。 目の前にあるものを見つめるとき、欠けているものを意識することがある。 また、目には見えていない遠くの物事が、想像によって目の前に現れるような感覚をおぼえることもある。意識ひとつで〈ある〉と〈ない〉は目の前の物事に複雑に関わっていく。 〈あること〉と〈ないこと〉の境目は、揺らぎながら私たちの世界に存在している。
④岡島真怜
忘れたくない、ずっと覚えておきたい自分の思い出や記憶の儚さをもとに制作しています。
実際に自分の足で庭園内を歩き、魅力的に感じた景色を七宝焼で表現しました。
庭園の景色を思い浮かべながら鑑賞して欲しいです。
⑤川嶋野唯
岐阜の長良川で行われている鵜飼をイメージし、白鳥庭園の長良川を表現している場所で鵜籠
の上に乗る鵜をイメージして陶で制作しました。
⑥澤木亮壮
数寄屋建築で出来ている清羽亭に遊び心のある鯉の自在置物を展示します。
⑦徐可欣
このシリーズ作品は、「四季が流れる」と言います。桔梗という植物の開花過程をイメージ して、四季の移ろいを表現しようとした作品です。私は、花の成⻑過程に基づき、春夏秋冬という四つの時期に応じて、作品を4点制作しました。そして、一個一個の作品の中に お香を入れることによって、形態と香りの両方から味わうことが出来る作品を作りました。
⑧杉山 仁彦(参考作品)
去年参加させて頂いた時は、池の中に作品を設置しました。
今回の展覧会では、陶にひらがなを刻印した作品のシリーズを展示させて頂きます。
是非、ご高覧ください!
⑨關山瑞季
目には見えない記憶を陶や様々な素材、手法を用いて表現し、作品という形で自分の考えや思いを、記録として残してきました。
今回は、「記憶の旅」をテーマとした作品を制作しました。
⑩高木愛菜(参考作品)
白鳥庭園の池には、色とりどりの鯉が泳いでいました。池を眺めている際、黒、赤、金色の鯉を綺麗だと眺める一方、どんどん離れていってしまう鯉たちに寂しさも覚えました。ガラスの透明度を生かし、器の底に鯉たちが泳いでいる情景を写し取りたいと思いました。
⑪高木悠斗
私と水の物語を考えた時、最も強く思ったのは、水に対する「嫌」や「不愉快」という気持ちでした。何も考えず、ただ「嫌い」という気持ちをぶつけた作品になります。
⑫竹田歩里(参考作品)
生物の物理的に同じ環境に身を置きながらも物事を知覚する方法が全く異なることに面白さを見いだし、作品の造形表現に落とし込みながら実際に目の前に対峙しているかのようなリアルタイムな姿を陶に置き換え制作を行っている。
⑬福田乃愛
幼い頃に溺れかけた体験から、水への恐怖と美しさを表現した。水中で見た気泡の輝きが記憶に残り、球体を用いて「死と生」「恐怖と美しさ」の境界を0.5秒の瞬間として再現しました。
⑭増田彩菜
雨の日、どれだけ人がいたとしても1人の空間が生み出される。声を出しても隣の人には届かない。雨により外部との接続が遮断されひとりの世界に没頭できる、そんな時間を具現化した。
⑮松本沙莉
白鳥庭園で見たユキヤナギという植物がモチーフ。生命力と儚さを滝の水流に重ね、芽吹きから枯れ朽ちるまでの姿を、水の流れのようなフォルムで表現した作品。
⑯宮池莉菜
白鳥庭園に赴いた際に、思ったことは昔の人が描いた極楽や楽園、天国に似ているということだった。もし、私がそんな世界に行けるとしたら、魚くらい浮いている場所じゃなきゃつまらない。そう考え制作した。
⑰森田倖生
白鳥庭園を見学した際、浦島太郎伝説に登場する地を模した「寝覚の床」が非常に印象的でした。私の地元でも浦島太郎に関する伝説が残っており、私にとって身近な存在であることから今回は亀をモチーフとした作品を制作しています。
⑱山岸祥也
一枚の金属板から作る鍛金技法による、庭園に調和した豊かな色彩を放つ金属器を展示します。
観月路地飾り
◎期間 10月4日(土)~6日(月)
協力:美濃和紙観光協会
星空観察会
◎日時 10月4日(土)19:00~ ※雨天時は5日(日)に順延
◎場所 白鳥庭園内 常夜燈広場