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TOP >  花だより >  白鳥庭園の植物図鑑 >  秋 9~11月

秋 9~11月


萩(ハギ) マメ科 
開花時期:6月中旬~10月  花色:紫、白
植栽場所:清羽亭露地、園路など
名前の由来
古い株から新しい芽が伸びる様子の「生え芽(ハエキ)」が訛ってハギになったとされています。

蒲(ガマ) ガマ科 
実の時期:7月~9月中旬
開花時期:6月  花色:黄
植栽場所:游濱亭近くの水辺
名前の由来
葉を編んで敷物などを作ったことから、韓国語の「カム(材料)」に由来すると言われています。

百日紅(サルスベリ) ミソハギ科 
開花時期:7月中旬~10月中旬  花色:桃、白、赤、紫
実の時期:11月下旬~2月中旬
植栽場所:芝生広場など園内各所
名前の由来
猿でも滑るような滑らかな幹が名前の由来です。

南蛮煙管(ナンバンギセル) ハマウツボ科 
開花時期:8月中旬~9月上旬  花色:紫
植栽場所:芝生広場、清羽亭露地 ※ススキの株元
名前の由来
花の形が煙管に見えることからこの名前が付きました。

女郎花(オミナエシ) スイカズラ科 
開花時期:8月中旬~10月下旬  花色:黄
植栽場所:汐見四阿向かいののり面
名前の由来
女性を意味する「おみな」と、古語の「(圧し)へし」が変化したエシを組み合わせてつけられた名前です。
「美女を圧倒する美しさ」が名前の由来という説があります。

紫紺野牡丹(シコンノボタン) ノボタン科 
開花時期:8月中旬~9月末  花色:紫
植栽場所:汐見四阿向かいののり面
名前の由来
アジア原産のノボタンより、ブラジル原産のこのノボタンの方が色が濃いことが由来しています。

榛(ハシバミ) カバノキ科 
実の時期:9月~10月
開花時期:3月~4月  花色:赤
植栽場所:築山への階段脇、清羽亭露地
名前の由来
葉に皺(しわ)がある実を意味する「葉皺み」からきたという説などがあります。

芒(ススキ) イネ科 
開花時期:9月上旬~11月上中旬  花色:白
植栽場所:宮の渡し広場水辺、芝生広場奥など
名前の由来
すくすくと育つので「スクキ」と呼ばれていたのが「ススキ」になったとされています。

秋明菊(シュウメイギク) キンポウゲ科 
開花時期:9月上旬~10月  花色:白、桃
植栽場所:清羽亭、游濱亭
名前の由来
秋ごろ、キクに似た花を咲かせることからこの名前が付きました。

花虎の尾(ハナトラノオ) シソ科 
開花時期:9月中旬~10月中旬  花色:桃
植栽場所:清羽亭~築山への階段付近
名前の由来
花穂が虎の尻尾に似ていることからこの名前が付きました。

彼岸花(ヒガンバナ) ヒガンバナ科 
開花時期:9月中旬~10月上旬  花色:赤、白
植栽場所:梅林
名前の由来
お彼岸の時期に花が咲くためこの名前が付きました。

鍾馗水仙(ショウキズイセン) ヒガンバナ科 
開花時期:9月下旬~10月中旬  花色:黄
植栽場所:築山階段下
名前の由来
病を払うとされる鍾馗の髭に似た花が咲くことが名前の由来とされています。

銀木犀(ギンモクセイ) モクセイ科 
開花時期:9月下旬~10月上中旬  花色:白
植栽場所:浮き見四阿付近
名前の由来
木犀(モクセイ)は動物サイの皮膚を意味していて、樹皮がよく似ているためこの名前が付きました。

金木犀(キンモクセイ) モクセイ科 
開花時期:9月下旬~10月上中旬  花色:橙
植栽場所:正門~清羽亭までの園路、織田橋、游濱亭付近、浮き見四阿付近
名前の由来
ギンモクセイに対し、金色の花をつけることからこの名前が付きました。

玉簾(タマスダレ) ヒガンバナ科 
開花時期:9月下旬~10月下旬  花色:白
植栽場所:梅林
名前の由来
蕾が丸く、線のように細い葉が簾(すだれ)のように見えるためこの名前が付きました。

犬サフラン ユリ科
別名:コルチカム
開花時期:9下旬月~10月中旬  花色:桃
植栽場所:梅林
名前の由来
植物には本物に似ていても役に立たないものに「イヌ」と付けることがあります。
花がサフランに似ていても食べられないのでこの名前が付きました。

椿(ツバキ) ツバキ科 
開花時期:10月~5月  花色:赤、白、桃
実の時期:9月~10月
植栽場所:汐入の庭から北門への園路、園内各所
名前の由来
艶のある葉の木から、「艶葉木(つやはき)」と呼ばれそれが訛ったとされています。
椿には早咲き、遅咲きの品種があるため種類によって開花時期が異なります。

小紫式部(コムラサキシキブ) シソ科 
実の時期:10月~11月  
開花時期:7月上旬~7月中下旬 花色:紫
植栽場所:清羽亭露地、英傑島
名前の由来
紫色の実がたくさん実り紫色が敷き詰められているように見えた「紫敷き実」が訛ったと言われています。

杜鵑(ホトトギス) ユリ科 
開花時期:10月中旬~11月上旬  花色:紫
植栽場所:築山階段、木曽橋付近
名前の由来
花の斑点がホトトギスという鳥のおなかの模様に似ているためこの名前が付きました。

台湾杜鵑(タイワンホトトギス) ユリ科 
開花時期:10月中旬~11月上旬  花色:紫
植栽場所:宮の渡し広場 水辺付近
名前の由来
花の斑点がホトトギスという鳥のおなかの模様に似ているためこの名前が付きました。
こちらは台湾原産です。

山柿(ヤマガキ) カキノキ科 
実の時期:10月中旬~11月中旬
開花時期:4月下旬~5月末  花色:黄
植栽場所:梅林
名前の由来
ツヤツヤした果実の「輝き」からきたという説や、赤い果実をつける木の「あかき」からきたという説があります。

老鴉柿(ロウヤガキ) カキノキ科
別名:衝羽根柿(ツクバネガキ)
実の時期:10月中旬~11月中旬
開花時期:4月下旬~5月末  花色:黄
植栽場所:汐入の庭の裏、築山
名前の由来
冬の間まで残った実が黒く残るので、その実の色から鴉を連想し老鴉柿となりました。

浜菊(ハマギク) キク科 
開花時期:10月~11月  花色:白
植栽場所:浮き見四阿
名前の由来
浜に生える菊のためこの名前が付きました。

藤袴(フジバカマ) キク科 
開花時期:10月上旬~11月中旬  花色:桃、白
植栽場所:梅林、芝生広場奥、汐見四阿向かいののり面
名前の由来
藤色で、一つの花の形が袴のように見えることからこの名前が付いたとされています。

栴檀(センダン) センダン科 
実の時期:10月下旬~12月中旬
開花時期:5月上中旬~5月下旬  花色:紫
植栽場所:浮き見四阿
名前の由来
秋に実が枝一面につき、落葉後も気に残る様子が数珠のように見えることから「千球(センダマ)」と呼ばれ、そこからセンダンと言われるようになったとされています。

石蕗(ツワブキ) キク科 
開花時期:11月上旬~12月中旬  花色:黄
植栽場所:梅林、園内各所
名前の由来
光沢のある艶やかな葉で、フキのような葉の形をしているため「ツヤハブキ」と呼ばれこれが変化して「ツワブキ」になったとされています。

車輪梅(シャリンバイ) バラ科 
実の時期:11月~12月
開花時期:5月上旬~5月末  花色:白
植栽場所:梅林奥、英傑島など
名前の由来
葉が枝先に車輪状に集まり、花が梅の花に似ていることからこの名前が付きました。

常磐山査子(トキワサンザシ) バラ科 
別名:ピラカンサ
実の時期:11月中旬~12月中旬
開花時期:5月中旬~6月上旬  花色:白
植栽場所:汐入の庭、竹林など
名前の由来
常緑のサンザシのためこの名前が付きました。

南天(ナンテン) メギ科 
実の時期:11月中旬~1月中旬
開花時期:6月上旬~6月末  花色:白
植栽場所:築山など
名前の由来
葉や幹が竹に似ていることから付けられた「南天竹」が訛ったとされています。

深山樒(ミヤマシキミ) ミカン科
別名:億両(オクリョウ) 
実の時期:10月中旬~12月中旬
開花時期:3月下旬~4月中旬  花色:白
植栽場所:清羽亭前
名前の由来
葉の形や色、質感なども樒によく似ているため、シキミの名前が付いたとされています。
樒(シキミ)…仏事に広く使われ、お墓などにも備えられる植物です。
四季を通じて常に美しい緑色の葉のため、「四季美」と言われ、それがシキミと呼ばれるようになったとされています。

万両(マンリョウ) サクラソウ科 
実の時期:11月中旬~1月中旬
開花時期:6月上旬~6月末  花色:白
植栽場所:築山など
名前の由来
実がたわわに実った様子を縁起のいいお金が貯まった様子を表したものです。

千両(センリョウ) センリョウ科 
実の時期:11月中旬~1月中旬
開花時期:6月上旬~6月末  花色:白
植栽場所:築山など
名前の由来
実がたわわに実った様子を縁起のいいお金が貯まった様子を表したものです。

唐橘(カラタチバナ)  サクラソウ科
別名:百両(ヒャクリョウ)
実の時期:11月中旬~1月中旬
開花時期:6月上旬~6月末  花色:白
植栽場所:築山など
名前の由来
ミカン科の橘によく似た花を咲かせます。
マンリョウやセンリョウより実が少なく付くためヒャクリョウと呼ばれています。

藪柑子(ヤブコウジ) サクラソウ科 
別名:十両(ジュウリョウ)
実の時期:11月中旬~1月中旬
開花時期:6月上旬~6月末  花色:桃
植栽場所:築山
名前の由来
果実や葉が柑子に似ていて、藪の中に生えているためのこの名前が付きました。
赤い実がマンリョウやセンリョウと似ているためジュウリョウとも呼ばれています。

蟻通し(アリドオシ)  アカネ科
別名:一両(イチリョウ)
実の時期:11月中旬~1月中旬
開花時期:6月上旬~6月末  花色:白
植栽場所:清羽亭露地
名前の由来
トゲがあり、そのトゲが蟻を突き通すという意味と、実が翌年まで付き続けるためという説がある。